About Dance with WAO
Dance with WAO!はダンスの特別なトレーニングを受けていない方々の
表現の美しさに心打たれたことがきっかけとなり、はじまったプログラムです。
あなたが心を込めて仕事をするとき、料理を作るとき、誰かと話すとき。
あなたの大切な人が嬉しくて笑顔になるとき、イライラしてどうしようもないとき、悲しみに打ちひしがれたとき。
私たちの心や身体は日々変化し、それらは所作や表情、言葉として現れます。
そして、これらを日々表現しながら過ごしている私たちは皆、表現者でありアーティストであると私たちは考えています。
たとえば、ゆとりや思いやりのある表現や、明るくポジティブな表現。
これらは人間関係を円滑にし、私たちの暮らしを心地よく豊かなものにしてくれるでしょう。
さて、私たちはこれらの表現について、日々の暮らしの中でどのくらい向き合うことが出来ているでしょうか?
何気ない所作や言葉の中にあなたらしさが溢れていて、
それらがあなた自身や身近な人にどのくらい影響を与えているか、考えたことはありますか?
想いはカタチをつくり、カタチは想いをつくる。
私たちはただダンスの技術をマスターするのではなく、あなた本来の魅力を引き出し、
あなたらしい表現でダンスを楽しんでいただくことを使命とし、
時代・環境・多様性に柔軟に対応出来る、
しなやかな心と身体づくりのお手伝いをさせていただきたいと願っています。
コンセプト
“瞑想をすると、不安やストレスが減り、集中力や記憶力がアップし、リラックス効果によって継続的に幸福感が高まると言われているけれど、じっと座る瞑想は続かない…”それは発案者自身の悩みでもありました。
一方で動的な瞑想というのは、単純な行為・動作をひたすら繰り返すというやり方が基本です。動作を繰り返して行うことに集中することで、無心な状態を作り出します。
Dance with WAO!では、決められた振り付けを覚えたり、上手に踊る必要がありません。
従来のダンスのようにお手本を真似して覚える頭の使い方や、上手い下手の概念から解放されます。ダンスの動きそのものに集中することで、ご自身の心身の状態に目を向けることができ、楽しく身体を動かしながら瞑想と同様の効果を得ることが期待できます。
一般的なジムやスタジオでのトレーニング・エクササイズは身体を鍛えることを中心に考えられた動きであり、動きの楽しさや面白さを原点に考えられたものではありません。
Dance with WAO!では、動きそのものの楽しさ、面白さを味わうこと最大の目的としながら、そのプロセスの中で健康づくりに必要な三つの体力要素である筋力・持久力・柔軟性を自然と身につけることが期待できます。
ダンスを楽しむことに”こうでなければならない”ことはありません。
最高にカッコよく美しいとき、それははあなたらしさを思いきり表現している瞬間。
美意識を高める活動は一般的には、美容・健康・教養などが挙げられますが、これらのサービスの中には「周りの人にどうみられているか」「魅力的になるために何をするべきか」にフォーカスが当てられ、自分という存在が何かが欠けている状態であるという認識を無意識に煽るものも少なくないと思います。
Dance with WAO!では、本来自身が持ち合わせている感性に目を向け、他者の目や固定概念にとらわれることなく、のびのびと表現することの心地良さを大切しています。
あなただけの、あなたらしいオンリーワンの美意識がそれぞれ輝いて繋がっていく、私たちはそんなビジョンの実現を目指しています。
プロフィール
和中 和央
ダンスアーティスト/振り付け師/インストラクター
鹿児島県出身、東京都在住。
4歳からクラシックバレエ、16歳より振り付けを始める。
日本女子体育大学舞踊学専攻卒業後、旧こどもの城指導員を経て、ダンスインストラクター/振り付け師として独立。
振付では米津玄師2018 LIVE 『Flamingo』、土屋太凰 主演映画『累』 、加藤ミリヤ2019ツアー『GEMINI』 、NHKおかあさんといっしょ『パンはパンでも!?』等を担当。
指導では、キッズガーデンプレスクール、大阪ダンス&アクターズ専門学校ダンスプロフェッショナルコース、レベルフリーのインプロヴィゼーションクラス等を担当。
子どもや、ダンスの特別なトレーニングを受けていない方との関わりの中で、持ち前のユニークさや個性的な発想が人を笑顔にさせることに気付き、これらを通して周囲の人の役に立ちたいと思うようになったことが本プログラム立ち上げのきっかけとなる。
アートからエンターテインメントまで、本物志向であるが親しみやすい表現が特徴で、赤ちゃんからプロフェッショナルまで幅広い層の心が踊るアプローチをモットーにしている。
また、自身が社会的マイノリティ(LGBT、アーティスト)であることの葛藤から、社会情勢や心の在り方に向き合ってきたことも表現の源になっている。
ダンス演出・振付は空間・時間のデザインであると捉え、演者と観客が一体となって体感できる表現を大切にしている。
経歴・実績
2020,10 NHKおかあさんといっしょ 10がつのうた『パンはパンでも!?』
2019,10 ゼンリン ”G.I.Sパッケージ” TVCM
2019,9 加藤ミリヤ15th Anniversary tour2019 『GEMINI』ダンス演出・振り付け
2019,7 SONY×京セラ×ライオン共同開発 ”Possi” DJみそしるとMCごはん『ポッシといーあー』MV
監督:清水貴栄 (DRAWING AND MANUAL)
2018,10 米津玄師2018LIVE 『Flamingo』at 幕張メッセ ”TEAM WAO”Dance&Performance
2018,9 土屋太凰 主演 映画『累』
監督:佐藤祐市
2017,10 Miwa『We are the light』MusicVideo
企画:SonyMusic
2017,5 NHK技研公開2017
8Kカメラデモンストレーションダンスムービー
企画:NHK
2017,2 大阪スクールオブミュージック公演『CUBE』 演出:石森洋,音楽:後藤次利
2016,11 冨田勲&初音ミク
公演『ドクターコッペリウス』振付アシスタント
振付:辻本知彦
2016,1 日本テレビ『刑事バレリーノ』振付アシスタント
振付:辻本知彦
2008~2009 全日本バレエコンクール コンテンポラリー部門 Rondo Ballet Studio 出場者振り付け
2017~ DanceStudioFOCUS
2017- DanceStudioMIXTURE
2017~ ⼤阪スクールオブミュージック専⾨学校
2016,11 渋⾕ストリートダンスウィーク2016 レクチャースポットワークショップ 企画:アーツカウンシル東京
2012~ キッズガーデン プレ・スクール
2011~2012 ⽇本⼥⼦体育⼤学附属 みどり幼稚園 カルチャースクール
2011~2012 こどもの城 体育事業部
2018,4 加藤ミリヤ『ROMANCE』MV
2016,11 冨⽥勲&初⾳ミク 公演『ドクターコッペリウス』 博⼠役
2014,10~ 渋⾕公園通りクラシックス ImprovisationPerformance 企画:武元賀寿⼦
2016,8 武元賀寿⼦ 振付『ひずみ』 共演:武元賀寿⼦,辻本知彦,渡辺久美⼦
2015,3&11 ファッション&アートパフォーマンス 伏⾒京⼦
演出『HAPPENING』
共同企画:⽇建建設 at 表参道路上&東京メトロ銀座線
2015,10 篠崎由紀⼦&ハイネ・アヴダル演出 DanceNewAir『⻘⼭借景』
2015,7 野⼝量【HIDALI】 演出『光と闇』
2015,3 写真家 安⽥敬『ダンス写真展』
2014,5 尾花藍⼦ 『春霞についての話』at 中野RAFT
2010,3 ⽯和⽥尚⼦【Shoppinʼgocart】『レミファ装』
2007,8 ⽯和⽥尚⼦【Shoppinʼgocart】『OASIS+sun℃』 ダンスがみたい!2007オーディエンス賞受賞公演